そろそろ肌を見せる季節がやってきました
脱毛を考えている女性も多いことと思います
脱毛は1回では終了しません
最低8回から12回
2年くらい通わないといけません
だから、慎重に脱毛サロンは選ばないといけません
予約が取れないまま契約期間が終了してしまったり
何年通っても減毛していなかったり
そんなことにならないよう「わたしがお客さんだったら、こういうサロンを選びます」というのを
元エステティシャンの視点で書いてみたいと思います
脱毛サロンが多すぎる理由
わたしがエステティシャンになったころは、今ほど脱毛サロンはありませんでした
だから、値段も結構高くて、光脱毛でワキだけでも8万円していたんですよ!
その後、脱毛サロンの利益率の高さに目をつけた人がたくさん現れて
2000年代後半から脱毛専門店が乱立し始めたんです
そして脱毛の価格破壊が起りました
でも価格破壊のおかげで、誰でも気軽に脱毛できる時代となりました
だた今度は、脱毛サロンが多すぎて、どこを選んでいいかわからないという悩みを抱える人が増えました
脱毛サロン選びで注意すべきこと3つ
一般的に脱毛サロンを選ぶ基準としてとき、以下が重視されています
- 値段
- 効果
- 予約のとりやすさ
1.値段の安さだけで決めないこと
でもちょっと待って!
値段のみで脱毛サロンを選ぶととんでもないことになります
開店時、値段の安さで客を惹き付けて、1年後に突然閉店してしまったサロンを
私はいくつも見てきました
みなさんは、そんなことにならないよう
「値段が安い」という理由だけで、脱毛サロンを選んではいけません
値段が安い理由を考える
もちろん脱毛サロン選びで「値段」は重要なポイントです
安くていいサロンだったらもちろん通いたいと思います
だから、値段を重視して脱毛サロンを選ぶなら
「安さ」の理由を考えないといけません
そもそも、脱毛の1ショットの値段はそう高くありません
1ショットの単価はピンからキリまでですが、ほとんど10円未満
とすると
1ショット10円だとして、片ワキに20ショット打っても200円!!
でも、ただそれはショット原価の話であって
脱毛の値段には「ジェル代」も「電気代」も「人件費」も「広告費」も
タオルの洗濯代も含まなくてはなくてはいけません
スタッフが多ければ多いほど人件費もかかるし、駅近などの立地条件が良ければよいほど家賃も上がる
その分、脱毛の値段に反映されてしまう
大手のサロンだと、広告費もかかりますしね
一方、自宅サロンとかオーナーひとりでやっているような個人経営のサロンであれば
家賃も抑えられるし、人件費も一人分で済むので値段も抑えられる
ついつい、大々的に広告する大手の脱毛サロンばかりに目がいってしまうけど
あなたの家の近所の周りの、宣伝もしていないこじんまりとした脱毛サロンだって、意外と良いサロンがあるかもしれませんよ
2.どんな脱毛機を使っているか確認すること
脱毛の効果は結局、脱毛機で決まる
値段以外で気にすべきこと2つ目は
ジェルの塗り方が雑だとか、照射が細かくないとか、エステティシャンの器量に当たり外れもあるけど
脱毛の効果は結局、脱毛機の性能によるもの
ある程度の値段で、性能がいい脱毛機を使用しているかはとても重要だと思います
どんな脱毛機も万能ではない
エステティシャン時代、いくつかの脱毛機を触ってきたけど
美容の最先端の国で製造された脱毛機、例えばドイツ製、米国製はだいたい有能
やっぱり1台当たり200万円から500万円くらいはします
だから、きちんとした脱毛機を使っていれば、よほどのことがない限り脱毛の効果はでてきます
ただね、例え1,000万円するレーザー脱毛機だって万能ではありません
どんなに最新の脱毛機でも、どんなに高い脱毛機でも
得意・不得意な毛があるからです
濃い毛には効果が高く、薄い毛は苦手
わたしの経験からすると
ひざ下やVラインの毛が減らないということは、ほとんどありません
ってか、ひざ下の毛が減らない脱毛機なんて、今まで見たことがありません
一方、顔や背中やうなじの毛が減らないというのは、何度も経験してきたし
レーザー脱毛でも難しいんじゃないかな?
どんなに性能の良い脱毛機を使っても、背中やうなじ、顔などの薄い毛に対しては結果は出にくいし
毛が太ければ太いほど、脱毛の効果は高い
産毛まで1本残らず脱毛したいなら、ニードル脱毛を併用するしかありません
3.毛周期や来店頻度について融通が利くこと
脱毛サロンでは脱毛契約前に、毛周期について説明があります
毛周期とは、毛が生え変わるサイクルのことですが、毛周期に合わせた施術を行う脱毛サロンが多くあります
毛周期に合わせた施術の場合「ひざ下の毛周期は「2か月」だから、絶対2か月は空けて下さい」っていうんだけど
毛の生え方なんてみなそれぞれ
1か月半で生え揃う人もいれば、3か月経っても全然生えてこない人だっている
毛深かった私は、膝下だって1か月で元の毛量に戻ってたからね・・・
個々の毛周期に合わせてくれる脱毛サロンを選ぶ
毛周期に臨機応変に対応してくれるかは、毛が減るための大きなポイントです
毛というものは、人によって毛量が全然違うし、生える速度も違う
朝剃っても、夕方にはジョリジョリしている人もいれば
「脱毛する必要ある??」って言うくらい、毛が少ない人だっている
だから、もし毛周期の説明をされて、「施術から2か月過ぎないと、次回来店してはいけない」と説明されても
「もし減毛が感じられない場合は、来店のペースを変えてもいいですか?」
と聞いてみましょう
融通が利かず、個人の肌質や毛質を考慮してくれない脱毛サロンは
あまりおすすめできません
脱毛サロンの予約が取れない問題
なぜ脱毛サロンの予約は取りにくいのか
脱毛サロンへのクレームに「予約が全然取れない」という声が多いです
それは、脱毛サロンが乱立し、低価格で脱毛を提供し薄利多売となった結果
新規の予約を優先し、売上をどんどん作らないといけないからです
でもそうすると、既存客の予約が入れにくくなる
そして
「契約するときはへいこらしてたくせに、契約した途端、予約が取れない最低なサロン」
という、罵詈雑言がネットの口コミにあふれてしまう
エステティシャンだった私の考えとしては
もちろん、新規のお客さんも大事だけど
既存のお客さんこそ大事にしたほうが良いのにと思います
だって、既存のお客さんは追加契約の可能性もあるし、友達紹介だってしてくれる
既存のお客さんこそ、「宝」なのです
サロン側の努力で予約が取りやすいシステムを
予約が取れないというのは、サロン側だけの問題だけでなく
お客さんの当日ドタキャンが原因で、ベッドが無駄に空いたり
そのドタキャンしたお客さんがまた別の日に予約を入れるため、予約が詰まってしまうことも原因の一つです
だから一時期、お客さんから「キャンセル料」を取る脱毛サロンも増えていました
ただ、サロン側も予約の取り方に努力が必要だと思います
大手のエステサロンはホームページや会員専用サイト、コールセンターなどで予約するのが主流だけど
もしお客さんが希望する日が空いていなくても
「この日は空いてません」ってすぐに断るんじゃなくて
お客さんの事情を聞いて、こちらからなるべく別日を提案してあげるような親切さもあれば
クレームだってだいぶ減るのにって思う
もっと言えば、サロンがお客さんに電話で前日確認すれば、ドタキャンは本当に少なくなる
仕事増えて面倒ですけどね・・・
面倒だけど、お客さんに電話すると「追加契約をしたい」などの相談があったりもするから
実はいいことだらけなんだけどなぁ・・・
クーリングオフがあるから大丈夫!まずはカウンセリングを
案ずるより産むが易し!
まずは、気になる脱毛サロンがあればカウンセリングだけでも受けてみて!
でも、無理やり契約させられるのが怖いという人もいますよね?
お金は行き帰りの交通費だけ財布に入れていきましょう
そしてあなたの身分証明書はお店に持っていかないで
身分証明書がなければ、ローンも組むことはできませんから
それでも契約書にサインしてしまったら?
大丈夫
クーリング・オフとは
もしあなたがエステサロンで契約し、でも、お家に帰ってやっぱり冷静に考えみると、契約しなければよかったなと後悔したとき
そのとき交わした契約が「期間が1か月を超えて、料金が5万円を超えるもの」で、
契約書を受け取った日から8日以内であれば、理由の如何を問わず、解約金もなしで契約を解約できるものです
8日経ったあとでも、契約時に強引な勧誘があった場合には、契約の取消権が認められています
それでも困ったときは、市町村には弁護士による消費生活相談窓口があります
あなたが思っている以上に消費者は守られています
だから安心して脱毛サロンのカウンセリングを受けてみて下さい